「ダブルブロックとデュアルブロックの違いを説明できますか?」
恐らく、ダブルブロックという言葉を聞いたことがある人はそれなり多く、なんとなく理解した気になっているのではないでしょうか?
しかし、多くの人がデュアルブロックのことをダブルブロックだと勘違いしている印象を受けます。
この記事では指導者講習会の内容に基づいてダブルブロックとデュアルブロックの厳密な違いについて解説します。
想定するシチュエーション
今回はよくあるオーソドックスなトライアングルを初期配置としたDFのは以後のスペースでボレーシュートをするサインプレーを想定して解説する。
上図における緑(DFのは背後)のスペースをバックサイドと呼んだりする。
ダブル(double)とデュアル(dual)の違い
「ダブル(double)」と「デュアル(dual)」は非常に意味が似ているが、少しニュアンスが違う。
前者は「2倍の」を意味し、後者は「2つの」を意味する。
以上を踏まえて見ていこう。
デュアルブロック
デュアルブロックは上図のように同時に一人ずつブロックすることを指す。
セットプレーでシューターをフリーにさせる手段として頻繁に用いられる。
CKにおいてバックサイドでボレーシュートする場合は、キッカー(赤1番)がセグンドに行くのが鉄則である。
ダブルブロック
ダブルブロックは相手DF1人に対して味方2人でブロックするアクションのことを指す。
相手DFが一人しか前に出てこないのであれば、その1人を確実にブロックする手段として有効に働く。
しかし、DFが1人に対して1人ブロッカーが居れば基本ことは足りるので、ダブルブロックを行うチームはほとんどない。
最後まで記事を読んでいただき誠にありがとうございます。
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