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【フィニッシュトライアングル】円周角の定理(幾何学)から導かれる3つのゾーンと攻撃原則
公開: 2021.06.16更新: 2026.05.03
「あなたは普段何を考えてフットサルをしていますか?」
フットサルにおいてゴールから逆算する思考は非常に重要である。
しかし、ゴールから逆算するといっても抽象的すぎてどうアプローチすれば良いのかわからないひとがほとんどではないのでしょうか。
その一つのアプローチの仕方として「 ゴールからの距離×角度 」という考え方がある。
この記事では、円周角の定理(幾何学)を使って「ゴールからの距離×角度」を計算することで導かれるたった一つの客観的法則を示す。
この概念はセットプレーの定義や壁の枚数を考える上でも非常に重要な概念なため競技フットサルをプレーするにあたり必見である。

フィニッシュ時に「三角形(シューター、セグンド、リバウンド)+1(バランス)」の配置をつくることがゴールを奪うため、奪われないために最適化された陣形と言われている。
この陣形はフィニッシュトライアングルと呼ばれ、各選手の役割は以下のとおりである。
- シューター:シュートあるいはセグンドへパス(場合によってはリバウンドと兼任)
- セグンド:ファー詰め
- リバウンド:こぼれ球の回収、被カウンター対応
- バランス:最終ラインでのカバーリング、指示
この理論は幾何学的にも自分たちのスペースを最大化出来るものとして証明できる揺るぎのない理論である。

クロップ監督率いるリバプールでお馴染み、ボールを失った後、すぐに奪い返すためのプレスをかけるゲーゲンプレッシングという戦術がある。
ゲーゲンプレスについての詳しい解説は割愛するが、フィニッシュトライアングルはゲーゲンプレスをかける上でも最適な陣形と言える。
ゴールからの角度を算出するために中学校の数学で習う円周角の定理を最初におさらいする。

円周角の定理
弧ABに対する円周角の大きさはつねに一定であり、
その角の大きさは、その弧に対する中心角の大きさの半分である。
- ∠ACB=∠ADB
- ∠AOB=2∠ACB=2∠ADB

上図のようにフットサルコートのゴールを起点に円を書いて円周角の定理を適用させると
角Aと角Bの角度が等しくなる。
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