フットサルコートの縦分割は戦術やトレーニングを考えるときやゲーム分析をしたり議論する上でも非常に重要です。
コートの正しい分割方法は公式に決まっておらず、自チームで分割法とレーンの呼び方を厳密に定義する必要があります。
この記事ではどのような基準でコートを分割し、具体的にどのような分割法があるのかを解説します。
どのように分割すればいいのか?
結論、コートの分割方法に正解は無く、自チームのプレーモデルに沿って必要に応じた分割をすれば良い。
一番メジャーな分割方法は3or4分割だが、バスケットボールが5分割する方法がメジャーであることから5分割する方法も存在します。
何を目印(基準)に分割すればいいのか?
コートの目印を基準に分割する
選手がレーンのしやすくする上でもピッチにある印を基準に分割する方法が一番良いと言えます。
コートを等分する
ピッチの印を関係なく横に等分する方法。
ピッチの印とは関係なくなるのでレーンを認知しにくくなるが、各レーンが全て同じサイズのため、戦術を考えやすくなるメリットがあります。
レーン(ゾーン)の名前をどうすれば良いか?
コートの縦分割方は公式に決まってるものではないので自分たちで命名する必要性があります。
命名の仕方、呼び方は様々ですが、客観的命名と主観的命名の二つに大きく分類されます。
客観的命名
客観的命名とは、攻守、自陣敵陣かかわらず一定の方法で命名する方法。
センター(ミドル)、サイド、ハーフなどの用語を用いて命名する方法と1〜5の数字を端から順番に付けていく2種類の方法があります。
主観的命名
主観的命名とは、その状況に応じて名前が変わる命名法で、例えば、自陣からみた左か右かでレフト(left)やライト(right)を用いて命名したり、自チーム、攻撃にとって優位のサイドをストロングサイド、不利のサイドをウィークサイド と命名するなどの方法であります。
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2分割する方法
1番シンプルな分割法。