次のようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
- ピヴォ当てしたあとのマークの外し方がわからない
- ピヴォ当てしたあと、どう動けばわからない
- ピヴォ当てしたあとのピヴォへの関わり方がわからない
恐らく多くの人はただなんとなくピヴォ当ては出来るけど、その後足が止まってしまったり迷子になってしまうのではないでしょうか?
今回はピヴォ当てとマーク外しについて図や動画を交えて徹底解説します。
具体的な練習方法も最後に紹介しますので是非最後までお読みください。
ピヴォ当てに必要なマークとの距離感
ピヴォ当てのパスは相手マークと遠ければ遠いほどより多くの場所にパスを出すことが可能となる。
具体的な数値で言うと相手マークから3m~5m以上離れていればだいたいの場所にパスを出すことが可能となる。(この数値はパスを出す人の技量によって個人差有り。)
ピヴォ当てのパスの種類
ピヴォ当てのパスは縦と斜めの大きく2つに分けられる。
細かく分ければもっと色々な分け方があるが今回はわかりやすいようにこの分け方で解説する。
ピヴォ当て後のマーク外し
ピヴォ当て後の出し手の駆け引きとしては次の2つがメインで考えられる。
- 縦→落としを貰う
- 斜め→スペースで受ける
結果的にはこの2パターンを相手DFと駆け引きすることになる。
具体的な崩し
スペースを活用する場合
縦ワンツー
このように斜めに抜けて選手にピヴォがパスをして崩す一連の崩しを縦ワンツーと言う。
縦反転&セグンド
縦ワンツーが出来ない場合はそのまま縦反転する。
このときスペースで受けようとした選手はセグンドになる。
ピヴォ
ピヴォの落としを貰う
オーバーラップ→ピサーダorイン反転
落としを貰えない場合はそのままオーバーラップしてピヴォのイン反転とピサーダを駆け引きする。
一発でマークを剥がせない場合:駆け引きする
自分のマークを一発で剥がせない場合は縦と斜めを駆け引きする。
このとき、相手が後ろを向かなければいけないほどのスピードでフリーランをすることが重要である。
そうすることで相手DF(青1番)はボールと自分のマークを同一視野で見ることが出来なる。(位置的優位)
こうして生じた位置的な優位を利用して相手DFと駆け引きする。(オフザボールの1vs1)
斜めのピヴォ当てのときも同様
縦のピヴォ当てのときと内容は重複するので今回は割愛する。
是非戦術ボードを使ってフィニッシュまでの形を考えてみて欲しい。
敵陣での攻撃
3-1や2-2等のピヴォを配置した戦術ではピヴォ当てとマーク外しでのフィニッシュは非常に有効である。
練習方法
ピヴォ当ての現象をより多く引き出すためにピヴォをフリーな状態にして行う練習が主流となる。
様々な練習メニューが考えられますが代表的な練習を紹介する。
- 1vs1+ピヴォ
- 2vs2+ピヴォ
- 3vs3+ピヴォ
東京大学フットサル部がわかりやすい動画を投稿していますので是非ご覧ください。
1vs1+ピヴォ
2vs2+2(ピヴォ)
- ピヴォはCK付近のみ移動でき、2タッチアンダー
- シュートはピヴォからのパスを2タッチアンダー
- ゴールを決めたら交代
最後まで記事を読んでいただき誠にありがとうございます。
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